お知らせ
南丹市民生児童委員協議会 総会 社会から孤立する人をつくらないために

5月26日、アスエルそのべで南丹市民生児童委員協議会の総会と全員研修会が開かれました。
会長の南清さんは、「コロナ禍の中、3年ぶりの総会を開くことができてうれしい。誰もが地域で明るく過ごせるよう125人の委員が手を携え活動していきたい。」と挨拶しました。
総会では、身近なふれあいが減少し、社会から孤立しやすい人が生じやすい環境の中で、「福祉と防災」の取り組みを進めるとの、今年の活動方針を確認しました。
引き続き「みんなで助かるための避難訓練」と題した研修会がありました。
講師は、京都大学 防災研究所教授の矢守克也さんです。豪雨災害の際に命が助かった京丹波町の住民の行動についてや、具体的な避難訓練の事例などを紹介しました。
矢守さんは「災害時に避難することが難しい要支援者は、そもそも避難訓練に参加することも難しい。玄関までや2階まで逃げる訓練など、工夫を凝らして、少しでも多くの人が参加できる避難訓練を行って欲しい。」と話しました。
研修会に参加した委員や行政関係者らは、取り残される人を作らないための避難訓練や、地域ぐるみの防災のあり方などを考える機会となりました。