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丹波梅若能 梅若家発祥の地で里帰り公演

9月24日、アスエルそのべで、丹波梅若能が開催されました。
梅若家は丹波地域を発祥とする能の一門であり、日吉町殿田には、梅若家の屋敷跡や菩提寺などがあります。
今回の公演は、梅若家にとっておよそ400年ぶりとなる里帰り公演で会場は満員となりました。
演目は、「能にして能にあらず」と呼ばれる、神聖な儀式としてあつかわれている『翁』や、太郎冠者と主人の軽快なやりとりが特徴の狂言『察化』、小野小町のもとに百夜通いの果てに亡くなった深草少将とその死後にまで残る執念を描いた、能『通小町』などが上演されました。
来場者は、美しい装束や、楽器の音色、優雅な舞の世界に引き込まれていました。
公演後には、観世流能楽師で人間国宝の梅若 実 桜雪さんから「これからも梅若家を守り、芸を伝えていきたい。」と挨拶がありました。
最後には、殿田小学校の児童から花束が贈られ、会場は拍手に包まれました。

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