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熊崎不動尊火渡り神事  五穀豊穣と一年の無病息災を祈る

3月3日、園部町熊崎にある都々古和氣神社の境内で、熊崎不動尊大護摩祭が行われ、近隣の住民らおよそ80人が参拝しました。
法螺の音が響き渡り、修験者と導師が不動明王の祭られる不動堂を目指します。
不動堂に着くと、白羽の矢を「東・西・南・北・中央・鬼門」の6方向にそれぞれ1本ずつ放ち、5大明王尊の守護を願う「法弓の儀」が行われました。
そのあと邪気を払い、護摩壇を清める「法剣の儀」を行い、清められた斎場へ降神を願う願文が朗読されました。
祭壇のろうそくより松明に火が灯され、護摩壇に点火されると、辺りには白煙が立ち込めます。
参拝者は、護摩木や御札を、燃え盛る炎の中に投げ込み、一年の無病息災と家内安全を祈りました。
また火渡り神事では、素足になり手を合わせ、男性は不動堂に向って、女性は反対側から、小さな子どもは大人に抱かれながら渡り、一年の幸せを祈りました。

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