お知らせ
園部高校附属中学校 能楽体験 本物の芸能に触れる

6月17日、園部高校附属中学校で、観世流能楽師シテ方の片山九郎右衛門さんを招いて能楽体験がありました。
文化芸術による子供の育成事業として行われ、1年生から3年生まで100人余りが参加。まずはこの日の演目「大会」の筋書きを理解するために、紙芝居のように読み語る「絵本語り」を聞きました。
また、事前ワークショップで稽古をしてきた2年生が、仕舞と謡を、体育館に設営された能舞台で、堂々と演じました。
最後は、片山九郎右衛門さんが演じる「大会」を鑑賞。偶然の出会いで命を助けてもらった天狗と、命を救ったお坊さんとの間に芽生えた友情、人間の心のやさしさ、人と人とのつながりの大切さを表現するお話で、囃子と謡、華やかな装束、迫力ある舞台に、生徒らは圧倒されながら見入っていました。