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企画展 文字権左衛門と丹波志 地域調査に尽力した偉人の功績を知る

 南丹市立文化博物館で冬季企画展「文字権左衛門と丹波志」が開かれました。
 文字権左衛門は、江戸時代の丹波国 桑田郡 岩江戸村、現在の南丹市美山町三埜で、村の行政を担う「庄屋役」をつとめ、後に地域の調査に尽力した人物です。日蓮宗の信仰もあつく、岩江戸村の山頂に、七妙山妙見宮を開きました。そして、1794年にまとめられた丹波地域の地誌「丹波志」の資料調査に協力しました。
 文字権左衛門の調査結果は、「丹波志」に反映されることはありませんでしたが、丹波志を補完する重要な資料として「六郡分記」を残しています。「六郡分記」には、現在の京都府と兵庫県にまたがる丹波地域の村名や伝承などが、詳しく記されています。
 展示された絵図や文書からは、文字権左衛門が地域を熱心に調査し細かく記録していた事がわかります。

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