お知らせ
農芸高校 畜産流通コース 黒毛和牛の新たな肥育方法を研究

京都府立農芸高校 畜産流通コースでは、京都府の畜産業の活性化を目指し、低予算で良質な赤身肉の生産を研究しています。
7月16日には、京都府やJAなどの畜産関係者らを招待し、3年生が新たな肥育方法について発表し、品質を確かめる試食(官能検査)が行われました。
新たな肥育方法のポイントは、和牛を校内の敷地の一角で放牧し、餌には、規格外の果物など未利用資源を活用し、飼料費のコスト削減を行っているところです。これら農芸高校独自の方法で肥育した黒毛和牛は、A5ランクと評価され、赤身の鮮やかさとおいしさがあらわれる肉となりました。
また、今回実施された官能検査では、農芸の和牛と、市販の和牛を食べ比べました。参加者は、見た目や香り、触感、うま味などを確かめながら、真剣に味わっていました。