お知らせ
園部高校附属中学校 夏期講座 クマゼミから温暖化を考える

8月25日、園部高校附属中学校2・3年生が、夏期講座として「クマゼミから温暖化を考える」と題した講演を聞きました。
中学2年生の教科書には、「クマゼミ増加の原因を探る」という教材が掲載されており、著者である京都大学総合研究推進本部 特定教授の沼田栄治さんが招かれました。
沼田さんは、長年、クマゼミのほか蝶やカメムシなど昆虫の研究を行ってきました。大阪でクマゼミが著しく増加している原因は、地球温暖化とともに、特に都市に特有の温暖化であるヒートアイランド現象と関係づけられていることを紹介しました。
様々な仮説を立て、長期に渡って実験をくり返してきたこと、原因を明らかにしようとする研究の面白さや、研究者の熱意を話し、中学生たちは、生物の世界の、研究の一端を知る機会となりました。