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お知らせ

園部中学校3年 平和学習  「今日の聞き手は明日の語り手」

4月26日、園部中学校で、3年生平和学習が行われました。

5月11日から、長崎方面への修学旅行を控えた3年生が、一般財団法人長崎原爆被災者協議会事務局長の柿田富美枝さんから、「被爆二世のメッセージ」と題した話を聞きました。

柿田さんは、若くして母親が被爆。母親ら被爆者から聞いた、当時の町の様子や平和への思い、体験を語り継ぐ「伝承者」として活動し、園部中学校の講師を2019年から務めています。

柿田さんは「ロシアのウクライナ侵攻をみても、核抑止力がいかに危険なことか、身にしみて感じる。核兵器のない平和な世界をつくるために、皆さん一人ひとりがよりよい未来を切り開く主人公になってほしい」と話しました。

生徒代表の木村咲智さんが「講演で聞いたことを、次の世代へつなげてくことが大切だと強く感じた」とお礼を述べ、平和への思いと柿田さんへの感謝を込め「COSMOS」を合唱しました。

生徒らは修学旅行で、長崎の平和公園を訪ねる際、柿田さんと再会することになっています。

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