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第8回ミニ戦争展 「次世代と描く原爆の絵」に真の平和を祈る

6月17日と18日、アスエルそのべで、新日本婦人の会南丹支部が主催するミニ戦争展が行われました。

今回の展示は、被爆体験証言者と高校生との共同制作による「原爆の絵」65点です。原爆被害の実相を後世に伝えること、被爆体験の証言活動に活用する目的で、広島平和記念資料館が広島市立基町高校に依頼。証言者からの被爆体験をもとに生徒が書き上げた絵です。

18日には、当時高校生で絵の制作にあたった津村果奈さんと竹中月穂さんが招かれ、被爆体験を聞いて感じたこと、絵で表現するのに苦労したことなどを講演しました。「亡くなった我が子を背負う母親の姿」を描いた津村さんは、「一瞬にして親子の日常を奪った原爆に強い怒りを感じた」と話しました。

また、黒い雨の証言をもとに絵を描いた竹中さんは「証言を聞いた方は今も世界で被爆体験を継承されている。自分も未来へ平和を伝える一人でありたい」と話しました。

参加者は「戦争を体験した人が高齢化する中、平和の尊さを伝える活動を続ける大切さを感じた」と感想を話していました。

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