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オーサービジット事業 塚本康浩氏講演会  ダチョウの卵で、人類を救います」

南丹市立図書館のオーサービジット事業では、本の著者に出会うことをきっかけに読書に親しんでもらえるよう講演会を開いています。6月21日には、八木中学校で、京都府立大学学長、塚本康浩さんの講演会が行われました。

「ダチョウの卵で、人類を救います」などの著書があり、ダチョウ研究の第一人者、獣医師で獣医学博士の塚本さんを迎え、その生態と研究の魅力について話を聞きました。

地球上最大の鳥類であるダチョウの、寿命が長く免疫力が高いということに着目した塚本さん。ダチョウにウイルスや病原体を注射して、そのダチョウが産む卵の黄身から抗体を抽出、さまざまな抗体を低コストでかつ大量に作製できる技術開発に成功し、新型インフルエンザ予防のためのマスクも開発されました。

塚本さんは研究者として「好きなことを突き詰めた先に発見がある」と話し、生徒らは「たくさんのことに目を向けて、視野を広げていきたい」と話していました。

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