美山中学校 創立３０周年記念式典　地域の支えに感謝し 伝統の継承を誓う

１０月１日、美山中学校の創立３０周年を祝う記念式典が開催されました。
美山中学校は、平成４年に北星中学校と八ケ峰中学校が統合し、美山町で唯一の中学校として開校。「小規模校でもやればできる」精神で、学校と地域の連携のもと、ふるさと美山を愛する生徒を育んできました。
記念講演では、獣医師で京都府立大学学長の塚本康浩さんを招き、「ダチョウの卵で人類を救います〜自分をあきらめない生き方〜」と題した話を聞きました。ダチョウは、体が強く優れた抗体を持つ鳥で、塚本さんは免疫力の強さに注目した研究で世界に誇る成果を発表しています。「やりたいこと、面白いと感じることをやり続け、人生で強い信念をみつけて欲しい」と生徒にエールを送りました。
生徒会を代表し、中島桜太朗さんが「私たちが元気に学校生活を送ることは地域の人への恩返し。先輩方に負けないよう、青春の思い出をたくさん作りたい」と感謝の言葉を述べ、全校生徒の合唱で美しいハーモニーを響かせ、記念すべき３０年の節目を祝いました。