クラフトワークショップ『森の巡る学び舎』　京都丹波高原国定公園の自然や文化に触れる機会を

７月から１１月までの間、京都丹波高原国定公園ビジターセンターで、クラフトワークショップ「森の巡る学び舎」が行われています。　　
これは、自然豊かな京都丹波高原国定公園を題材に、絵本の読み語りやベンガラ染め、葉っぱの葉脈を使ったインテリア作りなどを体験できるワークショップです。
７月１６日には、「絵本を通してみる京都丹波高原」が開かれ、美山町在住の絵本専門士ユニット「おおきな木」が、芦生原生林の豊かな自然の写真スライドとあわせて、絵本のよみかたりを行いました。
いきいきとした語り口とモリアオガエルの卵など、美しい写真の数々に、子どもも大人も引き込まれました。
また、８月１２日には、美山町を拠点に活動を行う衣服作家のｓｉ ｆｕ ｋｕ さんを講師に、ベンガラ染めのワークショップが行われました。
ベンガラ染めは、土に含まれる酸化鉄の色味を利用した染色方法で、この日は、国定公園内にある土も使い染色を行いました。

参加者は、赤や青、黄色など自然の風合いを生かした作品が出来上がり大満足の様子でした。