日吉神社 大祭　４年ぶり馬馳け神事の復活を喜ぶ

１０月１５日、日吉町胡麻の日吉神社で大祭が執り行われました。
この日は朝８時から、３頭の馬と共に総代と役者の一行が、氏子達の待つ胡麻地域１５ヶ所の神社や社などへ巡回参拝を行います。
それぞれ公民館などでは接待があり、おもてなしを受けながら、およそ１２キロの行程を巡ります。コロナ禍で中止されていた神事が４年ぶりに復活したとあって、氏子らが喜び合う姿がありました。
午後２時、神社前の参道で、祭りの最後を飾る「馬馳け」が行われます。
赤と白の衣装を着た馬場量が場を清め、衣役と花笠を被った女形が馬場を駆け抜けます。
女形は的に向けて矢を射り、五穀豊穣と厄除けを祈願しました。
また、稚児助役の子どもは、放たれた矢を回収して奉納します。
最後は、拍手に包まれながら、甲冑姿の神馬が駆け抜けました。無事今年の神事を終え、氏子らが喜び合う姿がありました。