お知らせ
美山町 田歌の神楽 受け継がれる奉納芸いきいきと
7月14日、美山町田歌の伝統芸能「田歌の神楽」が奉納されました。
これは豊作を願う祭りで、京都府の無形民俗文化財に指定されています。
毎年持ちまわりの「宿」で、一週間、祭りの準備が進められます。
宿を出発した天狗や鬼、ひょっとこなど一行が、氏神である八坂神社までを練り歩きます。
道中、太鼓や笛のお囃子に合わせて、ふんどし姿の奴3人が、ユーモアたっぷりの所作を披露しました。
生憎の雨の中でしたが、見物客や地域の人達が集まり賑わいました。
神社では、神事の後に神楽の奉納が行われます。
「かぐら」「さんぎり」「にぎまくら」の3曲が順に披露されます。飛び入り参加の若者がいきいきと太鼓を披露したり、ユーモアたっぷりの舞が披露され、観客を楽しませました。
世代を超えて受け継がれる奉納芸。祭りを通して地域の結束が高まっていました。