お知らせ
南丹市立文化博物館 秋季特別展 没後40年 麻田辨自の画業に迫る

南丹市立文化博物館で、没後40年の節目を迎えた日本画家 麻田辨自の展覧会が開かれ、およそ120点が一堂に展示されています。
南丹市八木町出身、明治生まれの麻田辨自は、花鳥画が得意な日本画家として、王道を歩みながらも、版画や陶芸など分野を超えて幅広く取り組みました。
忠実に描く写生を得意とし、戦後は、近代的な構図へと大きく画風を変えており、50歳を過ぎてから日展で初受賞しています。
代表作の[潮騒]は、本格的な風景画として始めて描いた作品で、日本芸術院賞を受賞しています。
その他、麻田辨自の家族、妻や画家として活躍した息子たちの作品も合わせて展示されています。
初期から晩年まで、65年間の画業に迫る展覧会、会期は12月8日までです。