茅刈りと茅葺きワークショップ　茅葺屋根を未来に残すために

　美山かやぶきの里は、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。
　１１月２３日と２４日には、北集落にある美山茅葺株式会社で、茅刈りと茅葺きワークショップが行われました。
　これは、文化財の保存と人材の育成、文化財に対する理解を広げようと日本茅葺き文化協会が毎年主催するイベントです。２日間で、北海道から沖縄まで全国各地から、およそ８０人が参加しました。
　２４日には、茅葺きのワークショップが行われ、かやぶき職人から、緩みにくく、ほどけにくい縄の結び方や束ねた藁をカットするハサミの使い方などの技術を実戦形式で学びました。
　かやぶき職人たちの丁寧な指導で、苦戦しながらも楽しみ、ワークショップに取り組みました。
　参加者は、茅葺き文化の魅力と日本の伝統技術への理解を深める１日になりました。